猫とワタシ

夏炉冬扇

終の棲家となりそうなマンション暮らしのあんなことこんなことを綴っていくつもりです

この記事のみを表示する地下鉄

思う


地震は交通機関をすべて止めた。
十三新大橋を歩いて帰宅する人々の映像を見ていたら都市の危うさを感じる。
夜になって最後に運行開始した地下鉄。
なんだか静かだと思ったら地下鉄が走ってなかったのだ。
今朝、その走る音が聞こえたらほっとした。
風向きによって大きくなったり小さくなる日頃は騒音の地下鉄。
こんな事があるとその騒音から元気をいただいた。
あらためて感謝。


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この記事のみを表示する桜桃忌

食べる




今日は太宰治の没後70年の命日。桜桃忌だ。
毎年この日は佐藤錦を奮発して偲んできた。

中学生の頃。ふらりと部屋に入ってきた父が机の上を見て言った。
「ダザイジなんか読むなよ。シガチョクサイかスイジョウベンにしろ」
当時は退廃的な流行作家という位置にあった太宰が父はきらいだったのかもしれないし、悪影響を及ぼすと思ったのかもしれない。
けれど娘はのめりこんでいき、卒論にまで太宰を選んだ。
そのために津軽まででかけ乳母のタケさんを訪ねたりした。
今、太宰の没年齢をはるかに越えていつのまにか並んでいる全集もお飾りになってしまっている。
それでもこの日にさくらんぼは食べ続けている。
そして太宰の作品は私小説ではなくフィクションであると思い至り、今一度読み返さなければなるまいと思っている。


この記事のみを表示する地震

雑記

朝からドーン!!
なになに? すぐには地震とは気がつかなかった。
しばらく揺れて怖かった。
飾ってあった絵皿が落ちてまっぷたつに割れた。
被害はそれだけだった。
ガスとエレベーターがとまった。
生協さんが階段を登って重い荷物を二回に分けて配達してくれた。
申し訳なさでいっぱいになる。
睡蓮鉢の水が揺れで飛び散っていたがメダカが無事で嬉しかった。

阪神大震災の時は箪笥が倒れ、テレビが飛んだ。
あの震災を教訓にしてみんな少しは自衛しているのだろう。
あの揺れにしては被害は少ないように思う。
一週間以内に熊本地震のようにこれが余震で本震ががくるかもしれないという。
不安である。
ダダにどこかへ旅に行こうかと言ってみた。
でも、最近は地震が多いから意味は無い。

最寄駅の地下鉄はまだ走っていない。
これ以上被害がおおきくなりませんように。

この記事のみを表示する平清盛

思う


録画してあった古いドラマをやっと見た。
「平清盛」は映画でもテレビでも何度もとりあげられてきた。
今回の清盛は松平健だ。
どんないくさでも開戦に至るまでは複雑な要素が絡み合っている。
貴族の世から武士の世への橋渡しを果たした清盛の人生は簡単に描けるものではない。
背景の歴史が幾重にも絡み合っていてそれを解きほぐし紡いでいかなければならない。
登場人物も個性と癖のある人ばかりだから誰をすくいあげるかによっても物語は大きく変わる。
以前、芝居を書くに当たってかなり深く勉強したことがあった。
後白河法皇、西行、待賢門院、崇徳上皇、文覚などにはまってずいぶんと長い寄り道となってしまった。
が、結果的に歴史の面白さを堪能できた。

今回の清盛は表面的できれいごとで終わってしまっている。
清盛がなぜ「平家物語」に描かれるようになっていったのか、清盛の苦悩の足元にも及んでいない、と思う。
一生を通して短時間で描くのには無理がある。ドラマが多すぎる。
ある出来事、ある人との関わりなど一点に絞って描くのがいいのかもしれない。
今回のは西行も待賢門院、崇徳上皇、文覚などは出て来ない。
それが不満なのでは無い。取り扱い方が杜撰すぎた。

それにしても亡くなった役者さんが多いことに改めて時の流れと無情さを感じた。



この記事のみを表示する今日の一句

俳句



日めくりやいつかはバック夏の糸